試合

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高校時代には弓道部に入っていましたから試合にも出たことはあります。ここでは弓道の試合形式について触れていきたいと思います。

的中について

よく「的の中の方が点が高い」と勘違いされる方がいるのですが、弓道の点の場合「的に中れば」一点です。真ん中でもいいし下の方でも上の方でもいいし的の縁に中っても中りは中りです。(一部例外もあり。それは後述)

試合形式

団体では3〜5人が一人4本持って射場にむかい、その合計を競います。高校弓道の場合5人で20本を競う「五人立」が一般的でした。団体の場合、最後の人がひきおわるまでの時間が決められており、それをオーバーすると失格というルールもあります。そのため試合に出るメンバーのチームワークが大切になって来ます。一見個人競技と思われがちな弓道ですが、精神面での結束が重要になります。

反則

弓道の試合においていくつかの反則があります。とはいえあまり目立った反則規定は無いので試合を経験した限りでは以下の反則に注意するくらいです。
・前の人を抜かない
・時間内に終了させる
・試合に勝っても射場では喜ばない。ガッツポーズとかもしない。
弓道は礼を重んじるスポーツということなので三つ目の規定があります。過度な感情表現は競ってくれた相手に失礼である、ということでしょう。